本日のご相談
おすすめのフォア面のラバーはありますか?
本記事では、私が考える、現代卓球でカットマンが勝てる、フォア面のラバーをご紹介します。
高校生の大会でも、最低でも安定して3回戦位には進む選手を想定しています。
そこまでまだ行ってない場合は、以下の初級者のページを参考にしてみてください。
その方が、より速い成長を望めると思います。
目次
この記事を書いている私は、卓球歴30年程度のカットマンです。
大学生の時に関東学生卓球連盟会長杯で優勝。
最近も、都道府県の社会人大会個人戦優勝(2回)等の経験があります。
大学卓球部(2校)や一般の方への指導歴(コーチ)もあります。
はじめに
2015年頃から、ボールの素材がセルロイドからプラスチックに変更となりました。
それにより、ボールの回転の効果が減少し、従来の、守りが大半を占めるカットマンのスタイルでは勝ちにくくなっていると私は感じています。
単純に考えれば、今までよりも回転のかかるラバーを使えばよいという話かもしれません。
しかし、以前から非常に回転のかかるラバーを使ってた選手の場合はそうもいきません。
実際、それまで中国ラバーを使っていた私も、プラボールになってから、2年半くらい様々なラバーを試しながら迷走していました。
一方で、回転がかからないということは、カットマンも、相手のボールの回転に影響を受けずに攻撃がしやすくなったという利点があります。
せっかく得点のチャンスが目の前に転がっているのに、わざわざ相手に「サービス」して、ツッツキで返すというのは非常にもったいないですね。
これらの点、つまり、プラボールでは、
- 守りばかりでは勝てない
- 攻撃のチャンスは増えた
に着目し、カットマンが現代卓球を生き抜く戦術を提案し、以下の記事でご紹介しています。
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カットマンの戦術:現代卓球を生き抜く方法【中級者向け】
本日のご相談 カットマンを5年以上やっていますが、試合で思うように勝てないです。 どうやって点を取ればいいのでしょうか? 本記事では、私が考える、現代卓球でのカットマンの勝ち方をお伝えします。
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一言で言ってしまいますと、「(1)先制攻撃 と (2)変化カットからの攻撃」です。
これが私が考える、カットマンが現代卓球を生き抜く最適解です。
そのため、用具、特にフォア面のラバーは、その戦術に最適なものを選ぶことをおすすめします。
特徴として、(1)適度に弾み、(2)変化カットの威力があるラバーだと勝てます
上記の戦術の効果を最大化するには、カットマンのフォアのラバーの特徴として、
- 適度に弾む
- 変化カットの威力がある
のがベストだと考えます。
「適度に弾む」のが必要な理由は以下の通りです:
- 攻撃の威力を上げるため、ある程度の弾みが必要
- カットから攻撃にスムーズに転じるには、できる限り前陣でのカットが必要なので、弾みすぎるとカットを抑えるのが難しい
「変化カットの威力がある」という意味は、以下の通りです:
- 切ったカットの回転量が非常に多い
- ナックルカットの回転量がとても少ない
- カットが切れているのかナックルなのか、見た目でわかりづらい
- カットの切れ具合を打球音で判別できない
ラバーの特性には他にも様々なものがありますが、上記2点に重きを置いて、以下、カットマンにおすすめのフォアのラバーを8つご紹介します。
カットマン中級者のフォア面におすすめのラバー8選
私は様々なラバーを試しましたが、その中で私からおすすめできる、上記の基準での順位です。
ただし、第7位とした、「エボリューションMX-S」だけは、ラケットが「和の極-碧-」です。
ただし、ファスタークG-1は、後述の通り、赤も試しました。
営業妨害にもなりかねませんので。
第8位:VEGA ASIA(XIOM)
使用したスポンジの厚さ:2.0mm (およそ厚相当)
XIOMの、非常に有名なラバーですね。
メリット
- 使いやすい
- 安価
デメリット
- それほど回転がかからない
- それほどドライブが飛ばない
こんな選手におすすめ
- マークV以外のラバーを試してみたい選手(マークVと比べると、テンション系ラバー独特の弾みがあります)
私は、回転がそれほどかからないという点に満足がいかず、1日で諦めました。
第7位:エボリューションMX-S(TIBHAR)
使用したスポンジの厚さ:1.9mm (およそ厚相当)
開封前115g。ラケット:和の極-碧-。バック:BOMB Hammer極薄
あの有名な、「卓球丼さん」の使用用具一式を買って、試しました。
メリット
- 使いやすい
デメリット
- 期待していたほど回転がかからなかった
- それほどドライブは飛ばない
こんな選手におすすめ
- 卓球丼さんに憧れている選手
私では、期待していたほど回転がかからなかったので、1日で諦めました。
第6位:ヘキサー(HEXER)(Andro)
使用したスポンジの厚さ:1.9mm (およそ厚相当)
マークV同様、天然ゴム100%のラバー。
私は、チームメイトから勧められて購入。
メリット
- 天然ゴムの良質感
- ドライブのスピードと伸びがある
- ロングサーブが走る
- 回転もまぁまぁかかる
デメリット
- 短いループドライブを台の下でナックルカットすると、どうしてもオーバーしてしまう
- 打ったドライブは全くクセがなく、非常に気持ち良く伸びるが、非常に気持ち良く、簡単に返球される
これは、1.7mmのスポンジなら解決するかも。当時はなかった??
こんな選手におすすめ
- マークV同様、クセ球でなく、爽やかに、すがすがしい球で勝負したい選手
マークV同様、天然ゴムなので、全般的に良質感がありクセがないが、こちらがドライブしたボールは、相手も簡単に返せるという印象。
第6位としたが、決して悪いラバーではなく、非常に素直で使いやすいラバー。
大変好印象。
1.7mmのスポンジなら、第3位くらいに食い込む可能性もある。
第5位:狂飈3-50(紅双喜)
使用したスポンジの厚さ:特厚 (※他の厚さはありません)
スポンジ硬度:35(35と37の2種類あります)
中国ラバーの代表格である狂飈(キョウヒョウ)シリーズの一枚ですが、少し弾みます。
メリット
- とても使いやすい
- 狂飈なのに、スマッシュやドライブがある程度飛ぶ(弾む)
- 中国ラバーなので、若干個性があるようで、特にドライブ時は、相手は意外と取りにくそうにしている
デメリット
- 狂飈の名が付いてるが、そんなに切れる訳ではない
- 攻撃の威力がとてもある訳ではない
- なんとなく何をやってもスカスカ感があって、力がボールに伝わってない感じがする(多分、柔らかいスポンジのせい)
こんな選手におすすめ
- 使いやすい中国ラバーを使ってみたい選手
1年ちょっと使い続けました(全部で2枚)。
スポンジ硬度37も1枚使いましたが、そちらは私にとっては弾みが弱すぎるので、1日で諦めました。
第4位:999(JUIC)
使用したスポンジの厚さ:2.0mm (厚)
私がプラボールに変わるまで10年以上愛用していた中国ラバーです。
プラボールに変更になり、999の回転量と弾みの量に「ちょっとだけ」満足がいかなくなり、ラバー探しの迷走の旅が2年半続いたのでした。
ただし、迷走中も、最後の半年ほどは999を使ってた位、大変良いラバーです。
メリット
- 「何でも」コントロールしやすい(最強クラス)
- カットを抑えやすい
- 回転の影響を受けにくい
- ドライブを相手が取りづらい(中国ラバー特有のナチュラル変化)
- ナックルカットの質がよく、やりやすい
- 切るカットは、切れる(中国粘着ラバーなので)
- カットを切ったか切ってないか、見た目で、相手がわかりにくい
- 比較的安価で、コストパフォーマンスがとても良い
- 長寿命(週に2回、それぞれ3時間位の練習で、7ヶ月程度。その後は徐々に回転量が落ちます。)
デメリット
- 新調して1週間は回転もスピードも出なく、非常に硬い(中国ラバーは一般的にそうです)
- 硬い(プラボールでは若干硬すぎて食い込みにくいと私は感じます)
- 攻撃してもあまり弾まない
こんな選手におすすめ
- 中国ラバー独特のボールが出るのにコントロールしやすい中国ラバーを使ってみたい選手
- ドライブのスピードを求めず、ロングサーブでの得点は狙わないが、カットの変化と安定感、個性のある球質を武器にする選手
- 最近のラバーの高価格化に巻き込まれたくない選手
ファスタークG-1との比較
- 切ったカットの回転量は、相手の反応を見る限りでは、ほぼ同程度
- 切るカットの安定感は999の方がずっと上(ミスする気がしません)
- カットのフォームの見た目からの回転の分かりにくさは999の方が上
- ナックルカットの質は、同程度か、999の方が若干上かもしれません
- あらゆる技術で、相手の回転の影響の受けにくさは、999の方が上
- ツッツキの切れ味は同程度
- ツッツキのスピードはファスタークG-1の方が上
- ツッツキの安定感は999の方が上
- ロングサーブの飛び出しの早さとスピード、ドライブのスピードは、ファスタークG-1の方が上
- カウンタードライブのやりやすさはファスタークG-1の方が上(999では瞬間的に速いスイングが必要になる気がします)
- 重さは、999の方が重い(999の厚とファスタークG-1の中の比較。TILUNAに貼って、+8g程度)
- 価格は、999の方が安価
- 寿命は、同程度か、999の方が若干長いかも
ネタバレしますと、今はファスタークG-1を使ってますが、上記の通り、999の方が、ファスタークG-1よりも、カットに関してはトータルでは上です。
ただ、ロングサーブの飛び出しの早さとスピード、ドライブのスピードは、ファスタークG-1の方が上です。
私の戦術では、それらの特徴が重要なので、ファスタークG-1を選んだ次第です。
ですが、非常によいラバーです(繰り返しますが、私も10年以上使っていた位、大好きなラバーです)。
私の知り合いの、全日本で上位入賞の経験もあるカットマンの方は、今でも999(特厚)をフォアに使っておられます。
世界チャンピオン、全日本選手権男子シングルス優勝者を生み出したラバーでもあります。
余談ですが、かつては999の守備用が存在し、私は、中学生の頃から5年間程、愛用していました。
当時はトップレベルの回転量を誇るラバーでした。
別のラバーですが、999ターボ(2.0mm、厚)も1枚だけ、プラボールで試しましたが、999とほとんど同じ感触でした。
もっと弾むことを期待していたのですが、やはり中国ラバーを弾ませるのは難易度が高いようです。
第3位:VS>401(VICTAS)
使用したスポンジの厚さ:1.8mm (およそ中厚相当)
あの松下浩二さんが、社長として非常に力を入れて作った、本格的なカットマン用ラバー。
メリット
- 相手の攻撃の球威に決して押されない、適度にソフトな球威吸収感(「ポフッ」)
- 球威のあるドライブを受けた時にカットが非常に重くなる
デメリット
- 自分で回転をかける能力が非常に高い感じはしない
- 攻撃の球速はそれほど速くはない
- ロングサーブは遅め
こんな選手におすすめ
- 非常に安定した重いカットで勝負
- 重いラバーを使いたい方(使用した1.8mm(中厚程度)で開封前110g、ラバーのみ73g、切った後58g(ラケットはTILUNA))
さすが、松下浩二さんが何回もテストを繰り返し、開発したとされるラバー。
おそらく、かなり上の選手相手でも、ドライブに押されることはないと思います。
数値の上では硬度は高いですが(57.5±3(ドイツ基準))、私がもともと中国ラバー(999)ユーザーだからかもしれませんが、適度な柔らかさに感じます。
私は3ヶ月ちょっと使用しました。
ロングサーブが遅いのが私の戦術にとっては大きな問題でして、継続をやめました。
どうしても衝撃を吸収しちゃうんですよね。
ですが、それ以外は、基本的にとても好感触でした。
VS>401は、衝撃吸収能力が大変高いため、台の近くでも安定したカットができますので、可能な限り、前の方に位置取ることをおすすめします。
いくら衝撃を吸収すると言っても、テンションラバーですので、前陣でドライブを打てば、十分得点になります(#経験済み)。
第2位:テナジー05(バタフライ)
使用したスポンジの厚さ:厚
メリット
- 回転量の多さ(中国ラバーを除けばおそらく一番)
- 回転のかけやすさ(これもおそらく一番)
- ドライブの威力
デメリット
- ナックルカットを完全にナックルにするのが難しい(勝手に回転がかかってしまう)
- 相手の回転の影響を受けやすい
- 使用者が多いので、慣れている対戦相手が多い
- 価格が高い
こんな選手におすすめ
- 切るカットの回転量と攻撃力で勝負
- バックが粒高の選手(回転量を増やして、粒高を有効に使うため)
このラバーを使用中の有名選手
- 厚谷 武志(2016年度全日本選手権男子ダブルスベスト16、2015年度全日本学生選抜選手権男子シングルス3位)(特厚を使用)
現在、卓球界で、ドライブマンを中心に、絶対的王者の存在ですね。
言わずと知れた、回転モンスター。
球持ちがよいので、使いやすいですが、ロングサーブの飛び出しタイミングは必然的に遅くなります(後述のファスタークG-1との比較)。
上記のデメリットとも相まって、私のメインラバーにはなっていません。
とはいえ、中級者以上のレベルの選手であれば、大変使いやす、超高性能ラバーであることは間違いありません。
第1位:ファスタークG-1(ニッタク)
使用したスポンジの厚さ:中
メリット
- ナックルカットがとてもしやすく、ナックル度合いも高い(※テナジー05との比較)
- 球離れが早く、球速も速いので、ロングサーブが効果的(私が知る限り、中級者カットマンが扱えるラバーで最高峰)
- 切るカットは切れる
- ドライブの飛び出しが早く、それでいて、ヘキサーと違って、伸びずに沈むので、相手は取りづらそうにしている
- お手頃価格(※テナジー05との比較)
デメリット
- 球離れが早いので、切るカットのコントロール技術が必要
- 回転をかける技術が必要(※テナジー05のように自動的に回転がそんなにかかる訳ではない)
こんな選手におすすめ
- ロングサーブからの攻撃、変化カットからの攻撃で勝負
このラバーを使用中の有名選手
- 森薗政崇選手(バック面に使用。明治大学→岡山リベッツ。世界ランキング最高21位)
- 田添健汰選手(両面。専修大学→木下マイスター東京。世界ランキング最高74位)
- 伊藤美誠選手(フォア面に使用。世界ランキング2位)
- 石川佳純選手(フォア面に使用。ただし2017年まで。2017年世界選手権混合ダブルス優勝)
(#2020年5月14日現在)
現在、私が愛用しているラバーです(使用歴:2年半)。
ファスタークG-1については、以下の記事でさらに詳しくご紹介しています。
-
カットマンにファスタークG-1がおすすめのラバーである14個の理由
本日のご相談 カットマンにファスタークG-1はありですか? 結論として、カットマンにファスタークG-1はおすすめです。
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ラバーのスポンジの厚さ
まず前提として、攻撃を最大限有効にするには前陣がベストなので、カットもできるだけ台に近い位置で行うのが最善です。
そのような位置でカットを抑えるため、基本的に、スポンジは「薄め」がおすすめです。
具体的には、ファスタークG-1とテナジー05のスポンジの厚さは「中」がおすすめです。
VS>401は、カットマン用に開発されたラバーで、あまり弾まないので、スポンジの厚さは、1.5mm, 1.8mm, 2.0mmのうち、「1.8mm」(およそ中厚相当)がおすすめです(#3ヶ月経験済み)。
ただし、テナジー05は飛び出しタイミングの早さでは得点が取りにくいので、もし台に近い場所にいてもカットが抑えられるようでしたら、攻撃力を高めるため、「厚」でもいいかもしれません。
また、バック面に弾まないラバー(例えば、粒高の超極薄など)を貼っている方は、フォア面のラバーは厚めでもカットが比較的抑えやすいと思いますので、やや厚めでもいいかもしれません。
カットをできるだけ台に近い位置で行うのが良い理由は、攻撃のため以外にも4つあります。
以下の記事で解説しています。
-
カットマンが卓球台の近くでプレーした方が良い5つの理由
本日のご相談 カットマンは台からどの位の距離でプレーするのが良いですか? 結論として、カットマンは、カットが無理なくできる中で、できるだけ台の近くでプレーした方が良いです。 「カットが無理なくできる」 ...
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組み合わせるラケットとバック面のラバー
本記事冒頭でご紹介した戦術を最大限有効にするためには、一番のおすすめは、以下の通りです。
- ラケット:適度な硬さ(柔らかすぎず、硬すぎず)
- バック面のラバー:強い回転がかかり、適度に弾む
まず、ラケットに関しては、一般的に、ラバーが硬ければ、ラケットが柔らかい方が適していると言われています。
ですが、カットマン用のラケットは、基本的に柔らかいですので、ラバーが硬ければ、カットマン用ラケットの中で中くらいの硬さのものが扱いやすくなります。
ただし、守備の安定性を特に重視する場合は、柳材を使ったものなど、柔らかめのラケットがおすすめです。
バック面のラバーは、変化カットをするためには、強い回転がかかるラバーである必要があります。
粒高や回転系の表ソフトを使うのもありですが、一番のおすすめは、回転が強くかかり、適度に弾む、スポンジの薄い裏ソフトラバーです。
その理由は以下の通りです。
- レシーブから攻撃がしやすい
- 相手のドライブの回転量によらず、ナックルカットも切るカットも自在にできる
具体的には、一例としまして、ラケットはティルナ(TILUNA)、バック面のラバーはApollo5があります。
これらは私が今大変気に入って使っているものです。
以下の記事内の途中で簡単に説明しています:
-
カットマンにファスタークG-1がおすすめのラバーである14個の理由
本日のご相談 カットマンにファスタークG-1はありですか? 結論として、カットマンにファスタークG-1はおすすめです。
続きを見る
ティルナの説明箇所を新しいウィンドウで開く
Apollo5の説明箇所を新しいウィンドウで開く
おすすめのラケットとバック面のラバーの詳細につきましては、今後、それぞれの記事を別途執筆予定ですので、もう少しお待ちください。
カットマン中級者のフォア面におすすめのラバー:まとめ
カットマン中級者のフォア面におすすめのラバーの特徴として、
特徴
- 適度に弾む
- 変化カットの威力がある
のがベストであることをお伝えしました。
具体的には、以下のラバーをおすすめしました。
フォアにおすすめのラバー8選
- 第8位:VEGA ASIA(XIOM)
- 第7位:エボリューションMX-S(TIBHAR)
- 第6位:ヘキサー(Andro)
- 第5位:狂飈3-50(紅双喜)
- 第4位:999(JUIC)
- 第3位:VS>401(VICTAS)
- 第2位:テナジー05(バタフライ)
- 第1位:ファスタークG-1(ニッタク)
記事冒頭でご紹介しました通り、上記のラバーを使い、試合では、以下の記事でご紹介しています戦術を採用されることをおすすめします。
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カットマンの戦術:現代卓球を生き抜く方法【中級者向け】
本日のご相談 カットマンを5年以上やっていますが、試合で思うように勝てないです。 どうやって点を取ればいいのでしょうか? 本記事では、私が考える、現代卓球でのカットマンの勝ち方をお伝えします。
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よくある質問
ラバーの色は何を選べばいいですか?
赤と黒でそんなに性能に違いはないのですが、私の経験では、ファスタークG-1では、赤よりも黒の方が硬くて回転がかかりました。
(重さを揃えて、それぞれ3枚程試して、全部そうでした。)
一般的にも、僅かに、赤よりも黒の方が硬くて回転がかかると言われています。
(ただし、メーカーの方は否定するかもしれません。)
何で得点を取りたいのかが明確になってきたら、それに合わせて色を決められてもよろしいかと思います。
どのラバーを選べばいいか迷います。。。
もしどうしても迷ってしまい、決め切れないようでしたら、上位3つ(VS>401、テナジー05、ファスタークG-1)の中から選ぶことをお勧めします。
スポンジの厚さは、VS>401なら「1.8mm」(中厚相当)、テナジー05やファスタークG-1なら「中」をお勧めします。
一番のおすすめはファスタークG-1(スポンジの厚さ:中)です。
今回の記事が皆様のラバー選びの役に立てば幸いです。
長い記事にも関わらず、最後までお読みいただき、ありがとうございました。